FVR***C11S-2:富士電機
設定割付と弊社初期値
回転速度(多段周波数)を、下記の表のように、割り付けています。
| | FWD | X1 | X2 | ファンクション番号:Hz | 中投入 | ON | ON | ON | C07:高速(60) | 小投入 | ON | OFF | ON | C06:低速(30) | 補正投入 | ON | ON | OFF | C05:JOG ( 5) |
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| メーカー出荷時 | 弊社標準設定 | 備考 |
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F00:0 | 0 | データー変更可(保護) |
F01:4 | 0 | 周波数設定:▲▼キー |
F02:2 | 1 変更不可 | 運転方法:端子運転 |
| −F02−
データ「1」は変更不可
計量できなくなります。 |
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F03:60 | 60 | 最高周波数 Hz |
F04:60 | 60 | ベース周波数 Hz |
F05: なし
F06: なし |
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F07:6.0 | 1.0 | 加速時間 sec |
| −F07−
OC1時:F09:31 |
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F08:6.0 | 1.0 | 減速時間 sec |
F09:13 | 13 | トルクブースト |
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F10:1 | | 電子サーマル:動作 |
F11:*.* | x.x A | 動作レベル |
| −F11データ−
モーター100%定格電流A
0.2KW = 1.4A
0.4KW = 2.3A
0.75KW= 3.6A
1.5KW = 6.5A
2.2KW = 9.2A
3.7KW = 15A |
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F12:5.0 | | 熱時定数 分 |
F14:1 | | 瞬時停電再始動:不動作 |
F15:70 | | 周波数リミッタ(上限)Hz |
F16:0 | | 周波数リミッタ(下限)Hz |
F17:0 | | ゲイン:0〜10V用 |
F18:0 | | バイアス周波数 Hz |
F21:0 | | 直流制動(動作レベル)% |
F22:0.0 | | 直流制動(時間)sec |
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F23:1 | | 始動周波数 Hz |
F25:1 | | 停止周波数 Hz |
F26:2 | | モータ運転音 KHz |
| −E01〜E03データ−
0:多段周波数1(SS1)
1:多段周波数2(SS2)
2:フリーラン指令(BX)
3:異常リセット(RST)
4:外部アラーム入力(THR)
5:編集許可指令(WE-KP)
6:PID制御選択(Hz/PID)
7:リンク運転選択(RS485標準)LE |
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F27:0 | | 音色 |
F30:100 | | FMA端子(電圧調整)% |
F31:0 | | 〃(機能選択):出力周波数 |
F36:0 | 0 | 30Ry:トリップ時励磁 |
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| E01:0 | 0 変更不可 | X1端子:SS1 |
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E02:2 | 1 変更不可 | X2端子:SS2 |
E03:3 | 4 | X3端子:THR |
| C01:0 | | ジャンプ周波数1Hz |
| C02:0 | | 〃 2Hz | C03:0 | | 〃 3Hz | C04:3 | | 〃 幅 Hz | C05:0.0 | 5.0 | 多段周波数1Hz X1 :補 |
| −C05〜C07データ−
実流試運転時に変更
される |
| C06:0.0 | 30.0 | 多段周波数2Hz X2:小 | C07:0.0 | 60.0 | 多段周波数3Hz X1X2:中 |
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| H01:0 | | 運転時間 100h | H02: | | トリップ履歴 | H03:0 | | データー初期化 | H04:0 | | リトライ | H06:0 | | 冷却ファンON-OFF制御 | H20:0 | | PID制御(動作選択) | H21:1 | | (入力信号切替) | H22:0.01 | | P(ゲイン) 倍 | H23:0.0 | | I(積分時間) SEC | H24:0.00 | | D(微分時間) SEC | H25:0.0 | | フィードバックフィルタ SEC |
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※は、運転中に設定変更可
詳細はインバーターの説明書を、参照して下さい。
「例:小投入の回転速度を下げる(ファンクションC06の値を減少させる)」
図@ PRG/RESET キーを回押すと F00〜H25のファンクションの表示(前回最後に設定した番号)が出ます。
図A−1表示が「F00〜C05」の場合C06より前にあるので、↓キー「C06」が表示されるまで押す。
図A−2表示が「C07〜H25」の場合C06より後ろあるので、↑キー「C06」が表示されるまで押す。
図B FUNC/DATAキーを押す。C06現在の設定周波数(例えば30.0)が表示されます。
図C 20.0Hzまで下げるとします。↓キー「20.0」が表示されるまで押す。
図D FUNC/DATAキーを押す。設定周波数登録
図E PRG/RESETキーでPRGモード終了
※@でのファンクション表示順序については、前述の設定表を参照して下さい※
「OH2」外部サーマルトリップ
まず、外部サーマルリレーのトリップを解除して下さい。(警報−サーマルトリップの項参照)
PRG|RESET ボタン(図C参照)を、押してエラーを解除して下さい。
表示は「60.0」等設定周波数の点滅か、計量中であれば「30.0」等運転周波数の連続点灯に変わります。
※計量中のままの場合、動作復帰します。機械の周りに人がいない事を確認してエラー解除して下さい※
図C
「OL」内部電子サーマルトリップ
PRG|RESET ボタン(図C参照)を、押してエラーを解除して下さい。
インバーター内部設定F11の電流値を増加させて下さい。
※F11の電流値を現在の値より増加できない場合は、上限値まで設定されています。そのような状態でト リップするようであれば、インバーター本体の故障もしくはインバーター要領不足です※ (椿本)
「OC1」加速時過電流
PRG|RESET ボタン(図C参照)を、押してエラーを解除して下さい。
頻繁にOC1トリップする場合は、トルクブースト値(出荷時 F09:13)を増加させます。
※ ここに記述したエラーは、現在までにお客様より報告のあった事例です。
※ これ以外でインバーターエラーが出た場合には、インバーターのマニュアルを参照して下さい。
※ また当社、電気担当にご連絡下さい。
当社では、富士電機社製インバーターを主体に使用してしています。
旧機種:FVR***K7S-2、現行(1999年)機種:FVR***C11S-2
指定があった場合には、異なる機種(メーカー)を設置しています。
計量結果が重量不足になった場合、自動で不足補正投入を行います。
スクリューフィーダー型の計量機の場合には、不足補正投入の制御の種類が、現在3種類あります。
下記表の1〜3です。
制御方法の選択は、機械設計と共に、検討後決定します。
| | 小投入弁(カットゲート) | 小スクリューフィーダー(インバーター) | 備 考 | 1 | インチング | インチング (回転は小投入) | インバーター設定7は、未使用 | 2 | インチング | JOG運転 | | 3 | 開状態を保持 | JOG運転 | T11,T12タイマーは、未使用 |
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インチングは、補正タイマー(T11)と補正間隔タイマー(T12)での断続運転をします。